ダイエット中や健康志向の方に人気のオートミールと玄米。
どちらも腹持ちが良く、栄養が豊富に含まれていて魅力的な食材ですよね。
そのオートミールと玄米ですが、栄養面で差はあるのか、腹持ちの良さはどうなのか、体にどっちがいいか気になりませんか。
オートミールと玄米の違いを知って、より健康になれるよう食生活に積極的に取り入れていきたいですね。
ここではオートミールと玄米どっちがいいか、栄養面、コスパ、腹持ちなどを比較して紹介していきます。
オートミールと玄米どっちがいい?
オートミールと玄米どちらも体に良い食品ですが、ダイエットや減量に向いているのはオートミールです。
GI値が低く血糖値が上がりにくいという点は共通なのですが、1食あたりのカロリーに差があります。
オートミール1食30gのカロリーは114kcal、対する玄米1食150gのカロリーは247kcalとオートミールの約2倍です。
またオートミールの方が食物繊維を多く含んでいる点も、ダイエットに向いてると言えるでしょう。
オートミールと玄米栄養の比較・違い
1食あたりのオートミール(30g)と玄米(150g)の栄養を比べてみましょう。
脂質オートミール1.7g、玄米1.0g。
タンパク質オートミール4.1g、玄米2.8g。
カルシウム14.1㎎、玄米7㎎。
鉄分オートミール1.2㎎、玄米0.6㎎。
上記を比較すると、食物繊維を除いた他の栄養素はオートミールの方が多いです。
カロリーは半分に抑えることができるのに、栄養は多く摂ることができるのでオートミールの方がダイエットに向いているのがわかります。
オートミールと玄米コスパの比較
オートミール(30g)と玄米(炊飯後の150g)の1食あたりの価格を比べてみましょう。
日清プレミアムピュアオートミール36.8円、ケロッグオートミール33.2円、クエーカーオールドファッションオートミール15.6円。
ミルキークイーン56.7円、ななつぼし45.1円、あきたこまち36.0円。
販売メーカーや品種によって価格に差はありますが平均して、オートミールは15円〜40円程、玄米は35円〜60円程です。
玄米よりオートミールの方が1食あたりの価格が低いことからコスパが良いと言えます。
オートミールと玄米腹持ちはどっちがいい?
結論から言うとどっちの方が腹持ちが良いと断言することはできません。
オートミールも玄米も食物繊維が多く含まれているので消化に時間がかかるうえに、体内で水分を吸収しかさを増すので腹持ちが良いです。
大体3〜5時間程持つので、朝食に食べるとお昼までお腹が空かないと思われます。
オートミールも玄米もどちらもよく噛んで食べることで満腹中枢が刺激されるので、早食いや咀嚼の少ない食べ方には注意が必要です。
オートミールと玄米どっちがいい?栄養比較・コスパや腹持ちは?まとめ
オートミールと玄米を比較しながら紹介しました。
1食あたりの栄養が多く、カロリーを抑えて食べることができるのはオートミールです。
また日々の食事に取り入れると考えると、金額も気になってくるものですが、1食あたり15円〜40円程で食べることができるのでオートミールはコスパも良いと思われます。
少量で満腹感を得られて腹持ちもよいので、ダイエットに取り入れるのにどっちがいいかと尋ねられるとオートミールの方が良いのではないでしょうか。
ただ玄米も白米や他の精製された穀物と比べ、栄養価が高く腹持ちも良いので健康面でオススメです。
オートミールも玄米もどちらも良さがあるので上手く食生活に取り入れていくとよいかもしれませんね。